人生を悔いなく、充実した「いま」を 人間五十年 滅せぬ者のあるべきか <細川護熙さんエッセー>

熊本日日新聞 2023年5月21日 03:00
母屋の縁側でくつろぐ細川護熙さん=4月、神奈川県湯河原町の「不東庵」(小野宏明)

 徒然草は古来多くの文人が座右においた古典のひとつですが、吉田兼好はその中で、死というものはいつやってくるかわからない。人間にとっていちばんの幸せとは、財産でも、名声でも、地位でもなく、死の免れがたいことを自覚して、愉[たの]しみながら、充...

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