5類でも「脱マスク」8割が慎重 「化粧いらず」が女性に浸透!? ワクチン「有料なら接種しない」6割 コロナS編アンケート
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新型コロナウイルス感染症の「5類」移行で、熊日は「SNSこちら編集局」登録者を対象に「今後の過ごし方」についてアンケートを実施した。マスクについては、8割近くが引き続き着用すると答え、5類移行後も「脱マスク」に慎重な傾向がうかがえた。
アンケートは1~7日に実施。熊本県内を中心に866人から回答を得た。多くの意見を集める目的のため、無作為抽出する世論調査とは性格が異なる。
5類移行後のマスク着用について、最も多かった回答が「積極的に着用する」で39・3%、次いで「ある程度着用」の37・6%だった。一方、「あまり着用しない」は11・9%、「全く着用しない」も11・2%にとどまった。
回答した女性の81・8%がマスク着用を続けると回答し、男性(68・4%)よりも割合が高かった。女性には「化粧せずに済んだため、お金も浮いたし睡眠時間が取れた」(熊本市、30代)の声も目立ち、感染防止以外に、マスク生活の利点を感じているのも要因とみられる。
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一方、マスクとともに感染対策の柱だったワクチン接種は、費用負担が求められるようになれば「全く希望しない」と答えたのが34・3%。「あまり希望しない」も30・1%で、消極的な回答が6割を超えた。
職場や飲食店などで感染防止として活用されたアルコール消毒やパーティションについて、74・1%がアルコール消毒を「今後も必要」と答えたのに対し、パーティションは33・4%と半数だった。「両方とも必要」としたのは30・0%で、「両方とも必要ない」は22・5%だった。
「コロナ禍で不便になった、損をした、悪かったと感じること(自由回答)」には、「大学の授業が全部オンラインになった」(大津町、20代女性)、「体育祭など子どもの行事が中止で残念」(阿蘇市、40代女性)などの声があった。
一方、「便利になった、得をした、よかったこと(同)」では、「リモートワークが普及し、効率的な働き方ができるようになった」(熊本市、40代男性)、「気の進まない飲み会が減った。断りやすくなった」(多良木町、40代男性)などの意見が寄せられた。(東有咲)
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