【連鎖の衝撃 全国からの助言編③】宮城県東松島市長の阿部秀保さん 住民の信頼、復興の「土台」

熊本日日新聞 2016年6月10日 00:00
 <b>◇あべ・ひでお</b> 会社経営を経て旧矢本町議5期。2005年4月の矢本、鳴瀬両町の合併に伴う市長選で初当選し、3期目。来年4月の任期満了での勇退を表明したばかり。61歳。東松島市には熊本県や県内市町村が職員派遣などの支援を続けている。

 -東日本大震災の教訓は、熊本地震で生かされたと思いますか。  「避難所の当初の混乱を見て感じたのは、われわれと同じだということだった。備えていたつもりだったが、われわれは津波、熊本は大地震を想定できていなかった」  -東松島市は死者・...

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