球磨川治水、事業費1千億円超 国交省が10年計画

熊本日日新聞 | 01月22日 07:19

 昨年7月の豪雨災害で甚大な被害を受けた球磨川流域に関し、国土交通省が早急に実施すべきとして取り組む緊急治水対策プロジェクトの事業費が1千億円を超える見込みであることが21日、関係者への取材で分かった。プロジェクトの期間はおおむね10年で、熊本県が実施する事業を含めれば、さらに増える見通し。

 26日に開催する国や県、流域12市町村などでつくる球磨川流域治水協議会の第3回会合で、国交省が緊急プロジェクトの概要を示す。

 同プロジェクトでは、人吉市中心部の河道掘削をはじめ、球磨川流域市町村の堤防や宅地のかさ上げ、遊水地整備などが検討されている。球磨川の中長期的な治水対策では、支流・川辺川に新たな流水型ダムの建設が検討されているが、今回の事業費には含まれていない。

 本年度末までには、緊急プロジェクトに加え、ハード・ソフト対策を総動員した「球磨川流域治水プロジェクト」も取りまとめる方針。昨年12月の第2回会合では、7月豪雨の最大流量(人吉地点で毎秒7900トン)に対応できる治水対策を目標とすることを確認している。(中尾有希、内田裕之)

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