「SL人吉」新ルートで運行開始 熊本-鳥栖間 JR九州、豪雨被災地を応援

熊本日日新聞 | 2021年05月01日 17:41

出発前の観光列車「SL人吉」を写真に収める乗客や見送り客たち=1日、熊本市西区

 JR九州は1日、昨年7月の豪雨で肥薩線が被災し、運休していた観光列車「SL人吉」を、熊本-鳥栖(佐賀県)間の新ルートで運行開始した。熊本駅(熊本市西区)には、一番列車の出発を見届けたいと多くのファンらが訪れ、煙を上げて走り出す蒸気機関車に手旗を振って見送った。

 同社が肥薩線沿線の被災地を応援しようと、昨年11~12月に運行した「SL鬼滅[きめつ]の刃[やいば]」に続き企画。6月までの土日と祝日、1日1往復する。車内では県南地域の特産品も販売する。

 新型コロナウイルスの感染拡大で熊本駅での出発式は中止されたが、鉄道ファンや家族連れら約150人が、真っ黒な煙を上げる様子などを写真に収めていた。熊本市東区の男性会社員(37)は「再開はうれしいが、1日も早く肥薩線が復旧し、元の路線を元気に走る姿をまた見たい」と話した。

 同社によると、大型連休中はほぼ満席状態。7月以降も運行を計画中という。(中尾有希)

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