TSMC新工場への期待感、菊陽町周辺の地価押し上げる 住宅建設用地が軒並み上昇
2023年の熊本県内公示地価を押し上げたのは、台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出への強い期待感だ。24年末の新工場の量産開始に向け、さらに周辺の土地需要が増すのは必至で、地価が上がる強含みの展開が予想される。
住宅地の需要が増したエリアは、菊陽町にとどまらず、周辺の熊本市北区や合志市、大津町にも拡大。社宅や賃貸マンション、単身者向けアパートといった住宅建設用地が軒並み上昇した。
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