22年の県内新車販売6.7%減 世界的半導体不足が響く 5年連続減、11年以来の低水準

熊本日日新聞 | 2023年1月26日 09:51

 熊本運輸支局がまとめた2022年の新車登録台数(軽自動車除く)は、前年比6・7%減の3万4806台だった。前年割れは5年連続で、11年(3万3043台)以来の低い水準だった。世界的な半導体不足による供給減少の影響が続いた。

 内訳は普通乗用車1万7120台、小型車1万2297台、貨物が4284台などで、いずれも前年を下回った。

 県軽自動車協会がまとめた新車販売台数は前年比0・8%減の3万2442台。4年連続で前年を下回った。乗用、貨物が前年割れだった一方、バンは2割近く増えた。全体では7月まで前年割れが続いたものの、8月以降は前年比プラスで推移した。

 熊本トヨタ自動車(熊本市)によると、昨年は納期遅れが拡大し、受注残が年末時点で前年同期比約1・5倍に膨らんだ。「解消には数年かかる」としているが、今年はメーカーによる国内向けの供給が回復に向かい、販売台数も上向くとみる。

 熊本ダイハツ販売(同市)も、受注残が前年比2倍弱に増加。販売台数は通年では前年を上回った。メーカーの減産はしばらく続くとみており、「在庫がありすぐに納車できる車種などを、お客さまのニーズに合わせて提案していく」としている。

 22年12月の県内新車登録台数は前年同月比5・6%減の2777台で、4カ月ぶりに前年を下回った。同月の軽自動車の新車販売台数は24・6%増の2757台。5カ月連続で前年を上回った。(横川千夏)

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