プレミアム会員限定

禁教令と「転び証文」 表向き改宗も信仰は維持 <細川キリシタン群像/稲葉継陽①>

熊本日日新聞 2023年1月18日 16:31
慶長19年3月6日付で興禅院と末寺の住持らが細川家の担当者に提出した転び証文の冒頭(熊本大学所蔵松井家文書)。由布院各村の転びキリシタン百姓世帯の人数が延々と書き上げられ、末尾には、住持らの誓約文言が記された護符が貼り継がれている

 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されて今年で5年。細川家には家臣や領民の中にもキリシタンが多く存在し、筆頭家老の松井家を含めて膨大な記録が残っている。熊本大永青文庫研究センターの稲葉継陽教授とともに関連史料を...

この記事は「プレミアム会員(熊日定期購読の方)」限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。

残り 1958字(全文 2078字)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本のニュース