イ草、青々と 全国一の産地・八代で収穫最盛期

熊本日日新聞 | 2022年7月7日 21:00

収穫機でイ草を刈り取る農家=八代市

 全国一のイ草の産地、熊本県八代地方で収穫作業が進んでいる。今月中旬まで、専用の収穫機で青々と伸びたイ草を刈り取る作業が続く。

 JAやつしろい業センターによると、今年は八代市と氷川町の306戸が361ヘクタールに作付けし、全国の9割以上を占める。しかし、八代地域では高齢化や後継者不足などで農家の戸数や作付面積ともに10年前からほぼ半減している。

 八代市千丁町で2・7ヘクタールを栽培する作田大輔さん(38)は6月中旬に収穫を開始。1・5メートルほどに伸びたイ草を刈り取りながら、「雨が少なかった影響で長さは少し足りないが、質は良い。収量も例年並みを見込んでいる」と話した。

 また、近くでは1・6ヘクタールで栽培する田中耕助さん(60)、昌代さん(59)夫妻が作業中。昌代さんは「かなり減ってしまったとはいえ、イ草の青いじゅうたんと収穫は八代の風物詩ですね」と笑顔を見せた。(箕島竜己)

収穫機でイ草を刈り取る農家=八代市

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