あなたが新聞記者なら何を聞く? 少子化やコロナ対策、安全保障… 「具体的に」「自分の言葉で」 答え方で注文も <課題の断面+S編 2022参院選くまもと>

熊本日日新聞 | 2022年6月24日 18:07

 熊日は「SNSこちら編集局」(S編)の登録者を対象に参院選のアンケートを実施し、「あなたが新聞記者だったら熊本選挙区の候補者に何を聞きたいか」を尋ねた。525人から寄せられた回答を人工知能(AI)で分析すると、少子化や新型コロナ対策、憲法改正や安全保障といった有権者の関心が浮かび上がった。

 ビッグデータ解析を手がけるユーザーローカル(東京)の「テキストマイニング」を使い、「候補者」や「熊本」といった頻出単語を除外して分析した。使用頻度や特異性などから特徴的と判断された言葉ほど大きく表示される。

 最も特徴的とされたのは少子化対策。玉名市の20代女性公務員は各候補者に「市町村ごとに医療費無料の対象が異なるが、一律高校生までなどで足並みをそろえる政策があってもいいと思うがどうか」を聞いてみたいとした。ほか、「具体的に」や「自分の言葉で」答えてほしいというメッセージが目立ち、どうやって「実行」するのかを問いたいという声も多かった。

 次に特徴的だったのはコロナ。荒尾市の50代女性医療従事者は「なあなあになっているように感じるコロナ対策の見直しや問題点の抽出、改善方法はあるか」を質問。熊本市の40代男性会社員は「バラまいたコロナ対策の補助金や助成金はどうやって回収するのか。具体的なプランを説明して」と切り込むつもりだとした。

 憲法改正や安全保障では、熊本市の30代女性会社員が「改憲を行う方法を含め、メリット、デメリットをどう認識しているのか」を尋ねたいという。同市の60代男性会社員は「他国から武力を行使されたらどうするのか。戦うか、逃げるか、何もしないか」といった〝直球〟の質問をぶつけるとした。

 参院選アンケートで、「重視する政策」では1番手に上がっていた賃金や雇用については「熊本の最低賃金をどの水準まで上げたいと思っているか」(熊本市、60代主婦)といった質問が寄せられた。このほか特徴的なキーワードとして、「住みやすい」や「暮らしやすい」といった言葉も浮かび、生活者目線での質問をしてみたいという有権者の気持ちがうかがえた。(太路秀紀)

 アンケートは5月下旬に実施し、一部は実際の候補者への質問にも活用しています。各候補者の答えは近く、複数回に分けて掲載予定です。

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