アサリ認定加工場に「監視カメラ」 熊本県産、12日に出荷再開

熊本日日新聞 | 2022年04月11日 19:04

県産アサリの出荷再開を前に、監視カメラが設置された県漁連の認定加工場=11日、熊本市南区

 熊本県産アサリの出荷再開を前に、県と県漁業協同組合連合会(県漁連)は11日、認定加工場への監視カメラ設置を始めた。砂抜きや選別の過程で輸入アサリの混入や産地偽装を防ぐ狙いで、県漁連が認定する全ての加工場に順次設置する。

 県の偽装防止策によると、県漁連の入札会で落札されたアサリは認定加工場だけで扱う。認定はカメラによる監視や加工履歴を記録した書類の保存、抜き打ちでのDNA検査に応じることなどが要件。違反すると認証の取り消しや保証金の没収、社名公表などの罰則がある。

 カメラの設置費用は県が負担する。初日は再開後の初荷となるアサリを落札した3社のうち、熊本市南区の水産物卸会社の加工場に取り付けた。4カ所から砂抜きから袋詰めまで一連の工程を撮影。映像は県漁連本所が管理し、県と県漁連の職員がチェックする。

 アサリ漁と出荷は12日に再開。残る2社はカメラ設置が間に合わないため、県と県漁連職員が作業に立ち会う。このほか県内外の4社が認定取得の準備を進めている。(中尾有希)

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