つつが虫病2人 ダニ媒介、山や森林など注意を 熊本県感染症情報

熊本日日新聞 | 2021年12月09日 17:43

 11月29日~12月5日の熊本県感染症情報によると、ダニの仲間ツツガムシが媒介する「つつが虫病」の患者2人が県内医療機関から報告された。11月以降増えており、県健康危機管理課は「山や森林などダニの生息地ではかまれないよう注意を」と呼び掛けている。

 同課によると、つつが虫病の症状には発熱や発疹があり、抗菌薬で治療する。今年の累計は7人で、うち6人が11月以降に集中している。マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と日本紅斑熱を含む今年の累計は36人(昨年同期30人)。

 同課は「ダニ媒介感染症は重症化し、死亡する場合もある。山や森林では肌の露出を少なくし、虫よけスプレーの使用も予防には有効」と話している。

 一方、県内50定点の医療機関から感染性胃腸炎384人(57人増)、手足口病158人(29人減)、RSウイルス感染症40人(6人増)の報告があった。

 全数報告分はつつが虫病のほか、腸管出血性大腸菌感染症、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)各1人、梅毒2人だった。(川崎浩平)

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