おいしいノリ採れた 熊本県産乾のりを初入札

熊本日日新聞 | 2021年12月03日 12:34

県産乾のりの初入札で色や香りを確認する仕入れ担当者=3日、熊本市西区

 2021年の熊本県産乾のりの初入札が3日、熊本市西区の県漁連本所であり、県内14漁協が計約2700万枚を出荷した。県漁連によると、今季の養殖ノリは10月21日に種付けし、初摘みは11月23日。温暖化の影響で収穫量が減る傾向にある中、今季は収穫期に気温が下がり、雨も降ったことで生育は平年並みを維持しているという。

 入札結果は1枚平均15円34銭で、前年を1円79銭上回った。落札総額は4億2004万円。

 初入札には、全国の卸・加工業の58社の約220人が参加。色や香り、味、つやなどを念入りに確かめた。今村海苔店(玉名市)の今村昌司さん(60)は「色を心配したが、黒いのが多くて良かった」と話した。

 入札は来年4月中旬まで、今回を含め10回を予定。県漁連によると、出荷枚数8億6千万枚、販売高90億3千万円を目指す。藤森隆美県漁連会長は「適度な風雨もあっておいしいノリが採れた。枚数は少なかったが、天気が回復すれば枚数も増えるだろう。やわらかくて甘いのりを食べてほしい」と話した。(川野千尋)

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