本妙寺の仁王門、修復工事始まる 熊本地震で損壊

熊本日日新聞 | 2021年11月26日 06:30

修復工事が始まった本妙寺の総門「仁王門」=25日、熊本市西区

 加藤清正の菩提[ぼだい]寺である本妙寺(熊本市西区花園)の総門・仁王門(国登録有形文化財)の修復工事が始まった。2022年10月に完了する見込み。

 同門は、16年の熊本地震で柱や壁などが激しく損壊。崩落の危険があるため通行禁止となっており、例年7月に開催される「頓写会[とんしゃえ]」では露店の出店中止が続いている。

 修復費は2億5383万円で、同寺が約8500万円を負担。このうち、寄付やクラウドファンディングで約4300万円が集まった。工事は10月に始まり、壁などを補強するほか、門の上部にあった仁王像と獅子像計4体を下に降ろして設置する。

 修復に向けては住民の応援が支えになったといい、池上正示住職(61)は「地震からの5年半は長く、やっと工事が始まって希望の光が見えた。これからも地域の憩いの場として役立ちたい」と感謝した。(鬼束実里)

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