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ウイルスと敵対せず「共生」を 長崎大熱帯医学研究所教授・山本太郎さん

熊本日日新聞 2021年2月13日 00:00
山本太郎(やまもと・たろう) 1964年広島県生まれ。長崎大医学部卒。学生時代はボート部に所属し、熊本大医学部と江津湖で対抗戦を繰り広げた思い出がある。専門は国際保健学、熱帯感染症学。京都大大学院医学研究科助教授、外務省国際協力局勤務などを経て、2007年から現職。著書に「感染症と文明」(岩波新書)、「疫病と人類」(朝日新書)など。

 新型コロナウイルスの県内感染者が初めて確認されて1年。人類と感染症の歴史に詳しい長崎大熱帯医学研究所の山本太郎教授(56)は、ウイルスを「敵」とみなす考え方が人間社会に分断をもたらすと言う。「ウイルスとの共生」という視点で収束の道筋を描き...

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