中央と対峙できる人材、育て続ける 社会学者・開沼博さん
![開沼博(かいぬま・ひろし) 1984年福島県いわき市生まれ。東京大文学部卒。専攻は社会学。2016年から立命館大衣笠総合研究機構准教授、東日本国際大客員教授。20年から東日本大震災・原子力災害伝承館上級研究員。著書に『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』『はじめての福島学』『フクシマの正義「日本の変わらなさ」との闘い』など。](/sites/default/files/styles/crop_default/public/2021-11/IP210109TAN000100000_01-100.jpg?itok=_dhx1u3r)
地元福島の「原子力ムラ」の成り立ちを描いた『「フクシマ」論』の著者で社会学者の開沼博さん(36)は、日本の戦後成長における中央と地方の関係は一方的な服従ではないという。復興や地方再生に最も必要なのは、中央と対峙[たいじ]できる人材の存在と...
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