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⑰段山(中央区)㊤ 西南戦争激戦の台地

熊本日日新聞 2020年8月21日 00:00
写真左は井芹川右岸(現島崎2丁目付近)から見た対岸と段山。同右は段山の西端。戦闘のために掘られた塹壕(ざんごう)らしき溝や、竹を筒状に編んで土石を詰めた堡籃(ほうらん)などが見られる。いずれも籠城戦終了後、政府軍の依頼で写真師が撮影した(熊本城顕彰会所蔵)

 県営野球場がある藤崎台の西側に「段山[だにやま]」という小さな台地がかつてあった。1877(明治10)年3月、西南戦争の熊本城攻防戦の中で、この台地を巡って政府軍と薩摩軍が2日間にわたる激戦を繰り広げた。戦死者は少なくとも134人。絵画や...

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