川辺川沿いに複合施設 相良村構想、清流生かしキャンプ場など

熊本日日新聞 | 2021年09月27日 10:30

相良村が川辺川沿いに整備する構想を発表した複合施設のイメージ(同村提供)

 熊本県相良村は26日、川辺地区の川辺川右岸に、アユのやな場や水遊び場、キャンプ場などの複合施設を整備する構想を発表した。昨年7月の豪雨災害からの復興とともに、「日本一の清流」を生かした村づくりを目指す。

 村によると、川辺川は7月、国の水質調査で「最も良好な河川」に15年連続で選ばれた。同日、柳瀬の河川敷で記者会見した吉松啓一村長は「清流は村民の誇りであり、子々孫々に残すことが私たちの務めだ。川をメインに村づくりを進める」と述べた。

 複合施設は「村の魅力を最大限感じられる場所」を目指し、住民や漁協とも協議。年度内に具体的内容や事業費、整備時期などの基本計画策定に入る。

 昨年の豪雨後、川辺川では、県の要請を受けた国が流水型ダム建設を検討中。吉松村長は「村づくりは、清流が守られる前提でダムとは関係なく進める」と話した。

 村はまた、「さがらムーブ」と銘打ち、産業支援や広報戦略、定住移住の促進などに力を入れると説明。インスタグラムなどのSNSで、村の魅力や情報を積極的に発信していくという。(中村勝洋)

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