口腔がん 早期治療が大切

熊本大学病院歯科口腔外科教授・中山秀樹さん
熊本日日新聞 2020年8月28日 00:00
男性(48)の舌に生じた早期舌がんの口腔内。左側舌縁部に紅白混在型の病変が認められる。ただれた部分(紅斑部)には歯の鋭縁が当たっていたものと思われる(中山秀樹さん提供)

 タレントの堀ちえみさんの舌がん公表もあり、「口腔[こうくう]がん」に対する注目度が高まっています。現在、日本では年間約8千人の口腔がん患者が生じているとされ、その数は増加傾向にあります。  最も多いのが舌がん(50~60%)であり、次に...

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