小さな喜び「最高です」 小学生が作詞、阿蘇拠点の音楽デュオ「ビエント」新曲 おしゃべり、おにごっこ…心染みる言葉紡ぐ

熊本日日新聞 | 2021年09月15日 14:54

「最高です音頭」を作詞した高野紗菜さん(中央)と、8月のリサイタルで歌った(左から)高野葵さん、原口紗緒里さん、平山桃菜さん、森本蓮士君=西原村

 熊本の阿蘇を拠点に活動する音楽デュオ「Viento(ビエント)」が、コロナ禍を生きる人たちを元気づけたいと、小学生たちと一緒に新曲「最高です音頭」を作った。作詞を担当したのは小学5年生の女の子。おしゃべりやおにごっこなど、日常の小さな喜びをうたった音頭は、リサイタルでも好評という。

 誕生のきっかけは、音楽活動を自粛している間に吉川万里さん(ケーナ、オカリナなど)が作ったLINE(ライン)のスタンプ。丸い体のキャラクターに「最高ですっ」「最高です音頭歌います。」と書き添えられているのを見た竹口美紀さん(作曲、シンセサイザー)が、実際に曲を作ろうと思い立った。

「最高です音頭」誕生のきっかけになった吉川さん作のラインスタンプ(ビエント提供)

 作詞を担当したのは、熊本市立若葉小5年の高野紗菜さん。ビエントと共に活動をしている小学生の一人で、ビエントの曲「おくりもの」の詞も手掛けている。小3の頃から詩を書いており、竹口さんは「独自の世界観があり、すてきな言葉を紡ぐ」と評価する。

 音頭は、不自由な生活の中でも「声をかけてくれるのが/最高です」「いっぱいお話できること/最高です」など、身近な人と過ごす幸せを言葉にした。「自分が小さかったときを思い出して、楽しかったことを書いた」と高野さん。

 8月のリサイタルでは、小学1、2年生の4人が音頭を歌い、ダンスも披露した。ビエントの2人は「生き生きした詞なのに心に染みる。お客さんも『よかった』と言ってくれました」。24枚目のアルバム「海あかり」にも収録されている。(枝村美咲)

阿蘇を拠点に活動するビエントの吉川万里さん(右)と竹口美紀さん(ビエント提供)

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