2年ぶり獅子舞奉納、五穀豊穣願う 熊本の秋の風物詩、藤崎八旛宮の例大祭始まる

熊本日日新聞 | 2021年09月13日 20:00

例大祭が始まり、藤崎八旛宮の境内で「天拝」を披露する新町獅子保存会=13日、熊本市中央区(石本智)
例大祭が始まり、藤崎八旛宮の境内で「牡丹の舞」を披露する新町獅子保存会

 熊本の秋の風物詩、藤崎八旛宮の例大祭が13日、熊本市中央区の同宮で始まった。初日は新町獅子保存会が2年ぶりに、市無形民俗文化財の獅子舞を奉納した。20日まで。

 獅子舞奉納は、五穀豊穣[ほうじょう]と子孫繁栄を願って約400年前から続く行事。年に1度、例大祭奉納時に境内だけで舞う「天拝[てんぱい]」や、花の周りで雄雌の獅子が仲むつまじく戯れる「牡丹[ぼたん]の舞」を披露した。

 新型コロナウイルスの影響で無観客となった境内に、笛や太鼓の音色と、舞い手の力強い掛け声が響き渡った。会員歴28年で、雄獅子を舞った本田智大さん(37)は「昨年は獅子舞の奉納が無かったので、過去の映像を見ながら動きを研究した。にらみつけるような目を表現できた」と大粒の汗を拭っていた。

 例大祭を前に12日、一新校区自治協議会でつくる町鉾[ほこ]保存会(橋本和彦会長)が、町鉾[ほこ]「武者頭」2基を飾り卸した。武者頭は、厄よけと祭りの安全を願う意味があるとされ、神幸行列で飾り馬などの奉納団体を先導していた。神幸行列は2年連続して中止されるため、宮本建設(同区新町)の軒下に19日まで飾る。(岡本遼、鬼束実里)

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