農業バイトをマッチング 九州武蔵精密(錦町)が人材紹介会社と提携

熊本日日新聞 | 2021年09月10日 13:31

人手が足りない農家と求職者を結びつける日雇いのマッチングサービス「農HOW(ノウハウ)」の専用アプリ画面

 輸送用機械器具製造の九州武蔵精密(熊本県錦町)は、人手が足りない農家と求職者を結びつける日雇いのマッチングサービス「農HOW(ノウハウ)」の普及に向け、肥銀オフィスビジネス(熊本市)と業務提携を結んだ。

 農家とのネットワークを持つ肥後銀行の人材紹介子会社とタッグを組むことで、サービスの認知度アップと県内全域での事業拡大を目指す。

 「農HOW」は、スマートフォンのアプリを使った農家専用の求人サービス。武蔵精密工業(愛知県)の社内ベンチャー企業「アグリトリオ」が2019年以降、15県で展開する。県内では、子会社の九州武蔵精密が20年12月から運営を始めた。

 アプリは登録制で、働き手を求める農家が日時や作業内容、給与を投稿。同社は農家が提供した動画や写真を基に、具体的な作業手順を示すマニュアルを作成し公開する。登録や掲載は無料で、一連の手続きはアプリで完結。農家は求職者とのマッチングが成立すると、同社に手数料を支払う。

 同社によると、現在は主に人吉球磨地域の農家19軒と求職者50人が登録している。担当の桑原哲さん(44)は「農繁期などでスポット的に人手が欲しい農家の要望に応えるサービス。普及を進め、人手不足解消に役立ちたい」と話している。(中尾有希)

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