コロナ禍の災害 せっけん、体温計を持って避難所に 

熊本日日新聞 | 2021年08月14日 11:49

 新型コロナウイルス禍での災害避難の在り方を探る研究グループが、避難する際は、せっけんや体温計などを自分で用意することが望ましいと呼び掛けている。

 防災や医療の専門家5人でつくる「新型コロナ感染症と災害避難研究会」。避難所などで自治体などに頼らずに自身で用意するものとして、マスク(不織布を推奨)やアルコール消毒液、床からの接触感染を防ぐための上履きなどを挙げる。特にコロナ禍で、せっけんや体温計は使い回しが難しいため、各世帯ごとに用意するよう促している。

 ワクチンの1回目接種を終えた人が2回目を接種する前に避難することも想定。1回目をいつ、どこで、どの製剤を接種したかが分かる接種済記録書などの携行も呼び掛ける。研究会メンバーの松尾一郎・東京大客員教授(防災行動学)は避難が長期化する可能性を指摘し、「自分のワクチン接種状況はきちんと把握しておいてほしい」と話す。

 研究会は今月、コロナ禍での災害避難所の運営法を提案する自治体向けの手引きの第3版をまとめた。NPO法人環境防災総合政策研究機構のホームページで公開している。(東寛明)

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