(3)新技術「ゲート付き」 国内運用例なし 土砂推積、環境悪化に懸念

熊本日日新聞 2020年12月22日 00:00
福井県で建設中の足羽川ダムの完成イメージ。本体の高さは96メートル。普段はダム本体の河床近くのゲート付き放流設備から、常時水が流れる(国交省近畿地方整備局足羽川ダム工事事務所提供)

 国と熊本県が、球磨川水系の新たな治水策の柱として支流の川辺川への建設を検討している流水型ダムは、普段は川の水をせき止めないため、通常の貯留型ダムに比べて環境への負荷が小さいとされる。ただ、「流水型でも環境への影響は避けられない」(今本博健...

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