(3)肥薩線・細る地元の足 赤字、減便、抜け出せぬ連鎖

熊本日日新聞 2021年2月4日 00:00
閑散としたJR肥薩線の坂本駅。昨年7月の豪雨で被災する前から利用は低迷していた=1月14日、八代市坂本町(田上一平)

 昨年7月の豪雨で自宅が損壊し、仮設住宅で暮らす八代市坂本町の山口康子さん(83)。高齢で自家用車も災害で失ったため運転免許を自主返納し、これからの移動は公共交通機関が頼りになる。  JRが国鉄だったころから肥薩線を利用。「中学の通学で使...

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