熊本豪雨後、防災意識が向上 「気象情報や避難所、こまめに確認」 S編アンケート

熊本日日新聞 | 2021年06月11日 16:48

雨雲レーダーの予報を掲載している天気予報専門サイト

 昨年7月の熊本豪雨から1年になるのを前に、熊日の「SNSこちら編集局」(S編)は、公式LINEのアンケートで梅雨の防災意識の変化について聞いた。最も多かった回答が「気象や河川の水位情報をこまめに見るようになった」。熊本豪雨の経験が、防災意識の向上につながっているようだ。

 アンケートは5月28~30日に実施。防災意識の変化を自由記述で聞いた。熊本県内を中心に448人が回答。このうち100人を超える人たちが以前に比べて、テレビや新聞などで天気予報をチェックしたり、スマートフォンなどで雨雲レーダーや河川の水位情報を見たりするようになったと答えた。

 理由は「いつでも避難できるように準備するため」(50代女性、水俣市)、「どこで大雨被害が出てもおかしくない」(50代女性、熊本市)、「昨年の災害から全然復興しておらず、ちょっとの雨で増水する」(40代女性、八代市)など。

 次に、市町村が配るハザードマップや避難所を確認したり、家族で情報共有したりしたという回答が続いた。「雨の降り方が違う」(60代女性、阿蘇市)、「改めて事前の確認が必要と感じた」(30代女性、熊本市)などの理由だった。

 「早めの避難を心掛けるようになった」「食品や日用品を多めに用意し、使用に応じて買い足すローリングストックを実践した」「防災グッズを充実させた」との記述も複数あった。

 災害への心構えについて「楽観視しないで、真剣に考え直す必要がある」「行政を含め危機感が薄く、焦りを感じる」と、覚悟や不安をにじませる声もあった。(原大祐)

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