自民、年収制限の拡大検討 850万円まで引き上げ提示へ

共同通信 2025年2月21日 12:08
 東京・永田町の自民党本部の看板
 東京・永田町の自民党本部の看板

 自民党は、所得税が生じる「年収103万円の壁」見直しを巡り、年収制限の上限を850万円まで引き上げる方向で検討に入った。公明、国民民主との3党協議で近く提示する見通し。当初案は、対象を年収500万円以下に限っていたが、国民側が不十分だと反発していた。与党関係者が21日、明らかにした。

 自公は2025年度予算案への国民の賛成を取り付けるため、月内の3党合意を目指している。ただ国民側は年収制限の撤廃を求めており、受け入れるかどうかは不透明だ。

 関係者によると、年収制限の上限を850万円とすれば、減収は約6千億円台に収まるため、赤字国債を発行せずに対応できると判断した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧