会計責任者の聴取、折り合わず 自民と立民、日程の調整続行

衆院予算委員会の与野党筆頭理事は20日、自民党派閥裏金事件で有罪判決を受けた旧安倍派会計責任者、松本淳一郎氏の聴取を巡り国会内で協議した。日程の事前公表の在り方や議事録の取り扱いなどで折り合わず、引き続き調整する。
協議には自民の井上信治与党筆頭理事、立憲民主党の山井和則野党筆頭理事が出席した。井上氏は府省庁ごとに予算の細目を審議する分科会を26日に、集中審議を27日に開催する日程を改めて提案。山井氏は、分科会を開く前に松本氏への聴取を行うべきだと求めた。
予算委は松本氏側の要望を踏まえ、国会外で非公開の形式にすると決めた。