中国のデータ移転規制に懸念 十倉経団連会長、改善を要求

共同通信 2025年2月19日 17:57
 北京市内で意見交換した日本経済界の代表団と中国工業情報省幹部=19日(共同)
 北京市内で意見交換した日本経済界の代表団と中国工業情報省幹部=19日(共同)

 【北京共同】中国を訪問中の日本経済界の代表団は19日、北京市で中国工業情報省幹部と意見交換した。経団連の十倉雅和会長(住友化学会長)は、中国の国境を越えるデータ移転規制について「過度な制限を求められるとビジネスの大きな障害となる」と懸念を示し、改善を求めた。

 中国は国家安全保障を強化する観点からデータ管理を厳格化している。十倉氏は、日中両国がデジタル化で協力を深める必要性があると指摘し「デジタル技術を活用した経済の発展には自由なデータの流通が不可欠だ」と強調。中国も参加する地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に基づく制度運用を求めた。

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