米とイスラエル、ハマス圧力強化 トランプ氏のガザ構想協議

共同通信 2025年2月16日 23:31
 15日、イスラエル・テルアビブに到着したルビオ米国務長官(右)を出迎えるイスラエルのサール外相(ロイター=共同)
 15日、イスラエル・テルアビブに到着したルビオ米国務長官(右)を出迎えるイスラエルのサール外相(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】ルビオ米国務長官は16日、イスラエルのネタニヤフ首相とエルサレムで会談した。トランプ米大統領はパレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスに拘束される人質全員の早期解放を求めており、報道によると、イスラエルも予定より早い解放をハマスに求める方針だ。イスラエルと、同国と緊密なトランプ政権はハマスへの圧力を一層強化。ハマスの反発は必至で、停戦交渉の先行きが懸念される。

 ネタニヤフ氏は会談後の記者会見で、トランプ氏が示すパレスチナ自治区ガザの将来を巡る構想をルビオ氏と協議したと語った。トランプ氏は米国によるガザの所有や住民の域外移住案などを主張している。

 ルビオ氏は就任後初のイスラエル訪問。

 イスラエルメディアは16日、ハマスが拘束中で停戦合意により解放対象となっている人質のうち、イスラエルは生存しているとみられる6人の早期解放を求めると伝えた。ネタニヤフ氏は15日に開いた会合で、仮設住宅や重機のガザへの搬入を承認しなかった。ハマスは搬入を許可しないイスラエルを停戦合意違反だと非難。

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