ソフトバンクグループが黒字転換 24年4~12月、3年ぶり
![ソフトバンクグループのロゴ=2016年(ロイター=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2025-02PN2025021201001999.-.-.CI0003.jpg)
ソフトバンクグループ(SBG)が12日発表した2024年4~12月期連結決算は、純損益が6361億円の黒字だった。前年同期は4587億円の赤字で、4~12月期としては3年ぶりに黒字転換した。出資する米携帯電話大手Tモバイルの株価上昇などが貢献した。一方、24年10~12月期は3691億円の赤字だった。
4~12月期の売上高は、前年同期比6・0%増の5兆3025億円だった。投資損益は2兆1700億円の黒字で前年同期の赤字から改善した。
10~12月期は、傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の投資損失が響いた。円安に伴う為替差損も影響した。