椅子で疾走 急カーブ爽快 南関町で「いす-1GP」

キャスター付きの事務用椅子に座って競走する「いす-1GP(グランプリ)」が9日、南関町の関町商店街であり、熊本県内外から出場した31チームの約100人(オープン参加1チーム)が熱戦を繰り広げた。
いす-1GPは、商店街活性化を目的に全国で開かれている。同町では地元住民ら有志でつくる実行委員会が主催し、7回目。
レースは商店街の特設コース(1周約200メートル)を3人一組で交代しながら、2時間の周回数を競う。出場者は素早く地面を蹴って、急カーブや上り坂を力強く駆け抜けた。
知人らと初めて参加した自営業の女性(44)=熊本市中央区=は「息が切れて足がパンパンに張ったけど、下り坂は爽快で面白かった」と笑顔で話した。優勝は、115周(23キロ)を記録したホワイトロックス椅子賊団(大分)だった。(岡本遼)
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熊本市出身。早回しの歌に乗せた形態模写やデフォルメの効いた顔まねでデビューして45年。声帯模写も身に付けてコンサートや座長公演、ドラマなど活躍の場は限りなく、「五木ロボ」といった唯一無二の芸を世に送り続ける“ものまね界のレジェンド”です。その芸の奥義と半生を「ものまね道」と題して語ります。