フランス検察、Xの捜査開始 データ処理の運用ゆがめた疑い

共同通信 2025年2月8日 18:07
 Xのロゴとイーロン・マスク氏の模型=1月23日(ロイター=共同)
 Xのロゴとイーロン・マスク氏の模型=1月23日(ロイター=共同)

 【ローザンヌ(スイス)共同】フランス検察は7日、米実業家イーロン・マスク氏が所有するX(旧ツイッター)の予備捜査を開始したと明らかにした。偏ったアルゴリズム(計算手法)がデータ処理の運用をゆがめている疑いがあるという。起訴に向けた本格捜査が必要かどうかは今後判断する。フランスメディアが伝えた。

 ボトレル下院議員が1月12日、マスク氏の旧ツイッター買収以降にアルゴリズムが変更され、多様な声が減り民主主義の脅威となっているとする報告書を検察に提出したのがきっかけという。現在、サイバー犯罪部門の専門担当者が初期の技術的確認を行っている。

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