北・西日本、大雪に警戒呼びかけ 気象庁、強い冬型の気圧配置続く
低気圧の影響で発達した雪雲が日本海側に流れ込むとして、気象庁は5日、北日本から西日本では8日ごろにかけ大雪に警戒するよう呼びかけた。その後も強い冬型の気圧配置が続くことから、大雪や大しけになる恐れがある。
気象庁によると、北日本から東日本の上空約5千メートルには氷点下42度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する所がある。北日本から西日本では、日本海側のほか普段雪の少ない太平洋側でも内陸を中心に大雪となる見込み。
6日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、北海道50センチ、東北、北陸100センチ、東海、近畿70センチ、中国50センチ、四国40センチ、九州北部50センチ、九州南部15センチ。
全国的に雪を伴った非常に強い風が吹き、北日本を中心に暴風雪となる所がある。予想される最大風速(最大瞬間風速)は、5日は北海道25メートル(35メートル)、東北23メートル(35メートル)、北陸23メートル(35メートル)。