佐々木移籍、制度の課題指摘の声 10代の中南米選手に影響も
【ロサンゼルス共同】米大リーグのドジャースにマイナー契約で加入した佐々木朗希投手(23)の移籍を巡っては、制度の課題を指摘する声が相次いだ。佐々木を獲得するために、球団が若手有望選手と合意していた契約を白紙にしたり、延期したりする例があったためで、AP通信は「移籍市場に混乱」と指摘。「ずっと前から破綻している」との批判もある規定の見直しにつながるかどうか注目される。
現行の労使協定では、25歳未満のドラフト対象外の外国人選手に使える契約金は球団ごとに「ボーナスプール」と呼ばれる総額上限があり、契約を結べる期間は1月15日からと定められている。該当するのは大半が中南米の10代の選手。本来は資金豊富なチームによる若手の「囲い込み」を防ぎ、戦力均衡を図る狙いがある。
だが、今オフは事情が違った。分類は同じながら即戦力の佐々木がメジャー挑戦を表明。獲得には割り当てられた球団の契約資金の大半を費やす必要性が高く、若き剛腕の決断までは資金を確保しておかなければならない状況だった。
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