米東部で6人搭乗の小型機墜落 炎上、生存確認できず
【ワシントン共同】米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで1月31日午後6時半(日本時間2月1日午前8時半)ごろ、6人が搭乗した小型の医療用ジェット機が墜落した。運航会社によると、パイロットのほか子どもの患者とその同行者らが乗っていたが、生存者は確認できていない。地上で複数の負傷者も出ているもようだ。現場は住宅街で、近くにショッピングモールがある。墜落後に炎上したとみられ、消防が救助や消火活動に当たった。
連邦航空局(FAA)などによると、医療用ジェット機は墜落現場の北東にある空港を離陸し、中西部ミズーリ州に向かっていた。CBSテレビは警察の情報として、車に衝突し、複数の家屋が燃えていると伝えた。FAAと運輸安全委員会(NTSB)が調査に乗り出す。
米メディアが伝えた動画では、墜落した機体のものとみられる光が斜めに急下降し、直後に激しい音を立てて爆発。空が広範囲にわたってオレンジ色の閃光で染まった。複数の建物から炎が立ち上った。