カナダ中銀0・25%利下げ 成長後押し、6会合連続

共同通信 2025年1月30日 00:58

 【ニューヨーク共同】カナダ銀行(中央銀行)は29日、経済成長を後押しするため、政策金利を0・25%引き下げ、3・00%にすると発表した。利下げは6会合連続。

 カナダ銀は声明で利下げ理由について「インフレ率は2%前後で経済は供給過剰にある」と説明した。最近の経済指標は改善しているものの、対米輸出品に対して広範囲に関税が新たに課されれば「カナダ経済の回復力が試されることになる」とも指摘した。

 トランプ米政権は、カナダからの輸入品に対し、2月1日から25%の関税を課すと表明している。カナダ経済の先行きは「関税の脅威により、不確実性が高い」とした。

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