林真須美死刑囚の再審再び認めず 毒物カレー事件、大阪高裁

共同通信 2025年1月29日 11:23

 1998年に和歌山市で4人が死亡した毒物カレー事件で、殺人罪などで死刑が確定した林真須美死刑囚(63)が申し立てた再審請求の即時抗告審で、大阪高裁(石川恭司裁判長)が即時抗告を棄却する決定を出したことが29日分かった。27日付。

 棄却されたのは2021年5月に和歌山地裁に申し立てた2回目の再審請求。林死刑囚は「第三者による犯行で無罪だ」と主張していたが、23年1月に地裁が棄却を決定。高裁に即時抗告していた。

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