女性側は「不起訴相当」と検審 伊東純也選手側の申し立て巡り

共同通信 2025年1月28日 21:34

 大阪第2検察審査会は28日までに、サッカー・フランス1部リーグのスタッド・ランス所属の伊東純也選手から同意なく性行為をされたとして刑事告訴し、虚偽告訴容疑で書類送検された女性2人に対する大阪地検の不起訴処分は「相当」と議決した。23日付。議決理由で「裁定を覆すに足りる証拠が認められなかった」とした。伊東選手側が不服を申し立てていた。

 女性2人は、伊東選手らと2023年6月に飲食した後、大阪市のホテルで性被害を受けたとして、大阪府警に告訴。伊東選手側は性加害の事実はないとして、女性2人を虚偽告訴容疑で告訴した。府警は双方を書類送検し、地検が昨年8月、いずれも嫌疑不十分で不起訴とした。女性側も伊東選手の不起訴を不服として検審に申し立てている。

 女性側の代理人弁護士は「不当な告訴に適切な判断をしてもらえたと思っている」とコメントした。

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