酔客から窃盗疑い、4人逮捕 警視庁、被害総額数千万円か
東京・新橋の路上で酒に酔った男性に声をかけて店に誘い財布を盗んだとして、警視庁愛宕署は28日までに、窃盗の疑いで、住所、職業不詳関島厚矢容疑者(28)と、川崎市高津区宇奈根、大学生蓬田翔太郎容疑者(22)ら4人を逮捕した。新橋駅周辺を拠点とする客引きらの匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の一員とみられる。
署に相談が相次いでおり、グループによる被害総額は数千万円に上るとみて調べている。4人は秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」でやりとりをしていた。
逮捕容疑は昨年12月6日、港区新橋4丁目の路上で、酒に酔っていた新潟県柏崎市の男性から財布を盗み、ATMで現金19万4千円を引き出した疑い。