米大統領の被爆地訪問を要請 広島、長崎両市長
広島市の松井一実市長と長崎市の鈴木史朗市長は28日、米大使館を訪れ、トランプ大統領が被爆地を訪問するよう要請した。面会したモナハン臨時代理大使は「戦後80年の今年は被爆地を訪問するこれ以上ないタイミングだ」と述べたという。広島市が明らかにした。
広島市によると、両市長は、被爆者の平和の願いを受け止め、核兵器のない世界の実現へ指導力を発揮するようトランプ氏に求めた。
モナハン氏は「核兵器のない世界を目指す思いは人類の未来にとって重要だ」と応じ、トランプ氏に確実に伝えるとした。