関西空港の外国人旅客、過去最高 昨年1891万人、円安追い風に
関西エアポートが27日発表した2024年の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線を利用した外国人旅客数が前年比45%増の1891万人となり、年間として過去最高だった。円安を追い風に訪日客需要が大きく伸びた。国際線全体では46%増の2391万人で、新型コロナウイルス禍前の19年比では96%まで回復した。
国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年比31%増の3064万人。国内線はコロナ禍でオンライン会議が普及した影響でビジネス客が戻らず3%減の673万人。
24年12月の関西空港の総旅客数は前年同月比19%増の279万人。国際線は25%増の225万人で、単月として過去最高。