福の訪れ願い世界遺産で豆まき 和歌山・補陀洛山寺、節分前に
和歌山県那智勝浦町の世界遺産・補陀洛山寺で27日、節分を前に一足早い豆まきがあった。僧侶やかみしも姿の人が境内に設けられたやぐらに上り、「福は内、鬼は外」と威勢よく声をかけた。
補陀洛山寺では毎年1月27日、家内安全、商売繁盛などを願う立春の護摩たきに合わせて、豆まきを行っている。約100人の参拝客が集まり、歓声が湧いた。
豆をまいた高木智英住職(42)は「たくさんの福が皆さんに訪れるように、平穏な暮らしと世界平和を祈った」と話した。
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