王会長、振興活動に大賞 「命を懸ける価値がある」
スポーツ界への貢献を表彰する「日本スポーツ学会大賞」にソフトバンクの王貞治球団会長が選出され、25日に東京都内で授賞式に出席した。1990年から世界少年野球大会を開催するなど、長年の振興活動が高く評価され「野球は私にとって命を懸ける価値があるものと思っている。受け継いだものを、若い子たちに渡していかないといけない」と使命感を口にした。
昨年11月には、アマチュア球界と連携して野球振興に取り組む団体「球心会」の立ち上げを表明した。競技人口減少への危機感は強く、5月で85歳を迎えるがまだまだ精力的。「子供の輝く目をもっと身近で見たい。その思いで続けられる」と語った。