県公立高入試前期、平均倍率1・63倍 願書受け付け締め切る

熊本県教育委員会は24日、2025年度県公立高校入試の前期(特色)選抜の願書受け付けを締め切った。出願者は前年度比107人増の5678人。平均志願倍率は1・63倍(前年度1・59倍)。最も高かったのは第一普通科英語コースの8・90倍だった。
公立高全日制の総定員は1万1425人。前期は41校、143学科・コースで計3474人を募集した。
このほか志願倍率が高かったのは、第二理数科5・15倍▽熊本農食品工業科4・90倍▽熊本北理数科4・30倍▽高森マンガ学科4・18倍-など。25校計58学科・コースは募集定員に達しなかった。
また、地元中学からの進学を優先する「連携型中高一貫教育」に取り組む小国も出願を締め切った。定員80人に対し、30人が出願した。
前期選抜と小国の試験はいずれも2月3日にあり、結果は10日に通知される。(上野史央里)

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