24年の全国物価、2・5%上昇 3年連続、家計負担が増加
総務省が24日発表した生鮮食品を除く全国消費者物価指数の2024年平均(20年=100)は、前年比2・5%上昇の107・9となった。食料品の値上げなどにより、3年連続で上昇した。23年の3・1%と比べて伸び率は縮小したものの、家計への負担は着実に増えている。
同時に公表した24年12月の生鮮食品を除く消費者物価指数は、前年同月比3・0%上昇の109・6だった。伸び率は11月(2・7%)から0・3ポイント増加した。3%台は1年4カ月ぶり。政府による電気代とガス代の補助終了などが影響した。