締約国会議に被爆者派遣へ 被団協、米国で核廃絶訴え

共同通信 2025年1月23日 20:25
 被団協事務局次長の和田征子さん=2024年10月、東京都千代田区
 被団協事務局次長の和田征子さん=2024年10月、東京都千代田区
 被団協事務局次長の浜住治郎さん=2024年12月、オスロ(共同)
 被団協事務局次長の浜住治郎さん=2024年12月、オスロ(共同)

 ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は23日、3月に米ニューヨークの国連本部で開かれる核兵器禁止条約第3回締約国会議に被爆者2人を派遣することを決めた。被団協への取材で分かった。被爆から80年の節目に、被爆の実相や核廃絶を世界に訴えたい考え。

 被団協によると、派遣するのはいずれも事務局次長の和田征子さん(81)=横浜市=と、胎内被爆者の浜住治郎さん(78)=東京都稲城市。

 被団協は締約国会議で被爆者の声を発信したい意向で、今後、議長国などに伝える。2023年の第2回会議では事務局長の木戸季市さん(85)=岐阜市=が国連本部の議場でスピーチした。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧