千葉でまた鳥インフル疑い 39万羽、銚子の養鶏場
千葉県は23日、同県銚子市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が新たに発生したと発表した。遺伝子検査で陽性が確定すれば、県内で今季9例目となり、約39万羽の採卵鶏を殺処分する。一方、感染が相次いでいる県北東部の施設のうち、同市の別の1カ所で約41万羽の殺処分が完了した。
県内の養鶏場では2024年10月、香取市で今季最初の感染が判明。今月に入り、銚子市で4例、旭市で3例の感染が23日までに確定した。県によると、同日時点で今季の殺処分対象は採卵鶏を中心に計約218万羽。20年12月~21年3月の約458万羽に次ぐ規模となっている。