同性パートナー就労移転費不支給 長崎・大村、「残念な判断」

共同通信 2025年1月21日 18:48

 長崎県大村市の男性カップルが申請していた雇用保険法に基づく就労目的の「移転費」について、パートナーの分は不支給とされたことが21日、分かった。当事者の松浦慶太さん(39)が、地元のハローワークから同日連絡を受けたと明らかにした。

 大村市は昨年5月に住民票を交付した際、市の裁量で、パートナーの続柄欄に事実婚関係を示す「夫(未届)」と記載する異例の措置を取った。2人はこれを受けて移転費を申請していた。

 松浦さんは取材に「(性的少数者を巡る)世の中の動きが前進しつつある中、本当に残念な判断だ」と声を落とした。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧