ロシア当局の支援「不十分」 越境攻撃受けた避難民が集会

共同通信 2025年1月19日 08:43
 18日、ロシア西部クルスク州の州都クルスクで集会に参加した避難民に話すヒンシュテイン州知事代行(左)(ロマン・アレヒン氏の通信アプリから、共同)
 18日、ロシア西部クルスク州の州都クルスクで集会に参加した避難民に話すヒンシュテイン州知事代行(左)(ロマン・アレヒン氏の通信アプリから、共同)
 ロシア西部クルスク州で、ウクライナ軍陣地に向けてロケット砲を発射するロシア軍(ロシア国防省提供・AP=共同)
 ロシア西部クルスク州で、ウクライナ軍陣地に向けてロケット砲を発射するロシア軍(ロシア国防省提供・AP=共同)

 【モスクワ、キーウ共同】昨年8月から続くウクライナ軍の越境攻撃を受け、避難を余儀なくされているロシア西部クルスク州の住民ら数十人が18日、州都クルスク中心部の広場で集会を開き、ロシア当局からの支援が不十分だと訴えた。参加者が集会の様子を通信アプリに投稿した。

 集会に参加したのはウクライナ国境に近いクルスク州スジャ地区などから避難している住民ら。「われわれはホームレスのままだ」と主張し、現場に現れたヒンシュテイン州知事代行に住宅証明書の早期発行などを求めた。クルスク州では10万人以上が避難を続けているとされる。

 昨年12月に知事代行に任命されたヒンシュテイン氏は、多くの問題は役人の汚職が原因と認め、避難民の代表者らと来週会合を開くと述べた。

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